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避難所見学会
先月、指定避難所見学会があり、片山工房の避難場所である長田南小学校を見学させて頂きました。
見学会では、出前トークとして、神戸市保健福祉局計画調整課の職員の方が講師として、
「神戸市における災害時要援護者への取り組みについて ~福祉避難所について~」と題して、お話しをして頂きました。
今、現在の神戸市の取り組みについて、福祉避難所について、知る事が出来大変勉強になりました。
避難について、避難場所にたどり着くまでには、地域社会との連携、近隣の方々との連携、隣近所の方々との連携が大切であり、
行政のおこなえる、まかなえる事には、限りがあり、やはり阪神淡路大震災を経験した
長田区民にとっては、まだまだ、導線がうまくつながっていないかもしれないと思いました。
ただ、これを経験した事で課題が浮き彫りになったことは、よい機会を頂いたと実感しています。
小学校の校内を校長先生のご案内で見学をさせて頂きました。
屋上・体育館・図書室・教室・備蓄倉庫・トイレ・エレベーター等を見学させて頂きました。
屋上です。
体育館です
図書室です。
廊下になります。
片山工房を、ご利用されている方には、車イスの方が居られます。
廊下など、いろいろと通行は可能だと思いましたが、屋上などに上がる際、階段などがあり難しい点など
まだまだ、実際に車イスの方が避難訓練を実施してみるのも、必要ではないかと
感じています。
災害時の避難、地震だけで無く、火災や水害など、安全対策、いろいろと考える事があると思いました。
長田は一度、大きな大きな震災を経験しております。
20年前にもなります。
この、20年は、大切な歳月です。あのときよりも、20倍いい流れが必要だと思います。
南海や他の災害も、いつかはおこりえます。
強い建物も必要ですが、強い人との連携も重要だと実感致しました。
できる動きを、大規模に訓練できないかと、真剣に思い問う見学会でした。
※ 校内の写真は、校長先生に許可を頂いております。
えのき のぶまさ