東北と長田とお花

 

今日、朝、長田に震度1の地震がありました。

やはり、起きてしまいます。そのまま、目が覚めました。

心と身体は染み付いてます。

 

今日、スタッフから新聞の記事を頂く。

東北、宮城、山元町、工房地球村。

片山工房の松浦愛夢さんと佐田かおりさんの作品が

花を題材として、地球村さんに1年以上、飾らせて頂いています。

 

何かものを起こすときは、必ず、一方の思いから進める事が

多いです。

特に企画となると、一年単位で目紛しく、切り捨てられる。

それが、多分、好きではなかった。

自分自身も、体験したからだろうと。

 

片山工房の利用されている方々は、阪神淡路大地震の影響を受けた方が多い。

どうしても、今の「美しい気持ちに回復しつつある」

品を、細く長くとも、共用したい願いを込めて

工房地球村の田口さん、刈田さん、含め、地域の皆様にご協力いただきました。

 

気に留める「目」をじっくり、ゆっくり

末永く

じわじわと、綿が水を染み込むみたいに

恢復する。

被災者ではなく「人」として

思います。

 

記事は、お恥ずかしい文面もありますが

「美しいものを」

維持していく事が

晴れていく心をつくる、一歩にお互いがなれればと。

 

自然の世界、必ず、天災はおこります。

10年後、20年後、30年後も、

 

人と人。

場と場。

想いと思い。

が生きている社会を。

地道に歩む、こころを。

 

しんかわ拝