© 2013 片山工房 Facebook
「 」
作成日時: 2015/06/23 (火曜日) 16:47
カラと隙間
最近たしかに、忙しいような
実は、忙しくされているような
いやいや、忙しくしているような
そんな気がしている
目先にある課題は、本当に必要な「有様」のものかもピントが合わないような
色々体現してくるとオートフォーカスでピントを合わせてしまう。
シャッターを押すと「たしかに奇麗」が「美しさに欠ける」
速さと正確性が、無い美しさを具現化できない
電車の線路にあるゴロゴロとした石の隙間は、色々な意味で必要なように
円滑にことを進めるには、隙間が気になる
持っていた箱の中身を「カラ」にしてみたら
つめる物があえて無かったことに気づく
経営として先をみている
現場として今をみている
教訓を学ぶため後ろをみている
結局の所、頭の中では−2000〜100歳の幅を行き来している
まったく違う話だが、「ライオンゴロシ」という植物があるらしい
刺々しい乾燥した形の植物で、ライオンが踏むと釣り針のように刺さりとれない、
必死になって取ろうとすると、結局、口にささり、
食べ物も食べられない状態になり死んでしまうらしい。
ただ、この植物、ライオンが増えた時に、増殖する。
必要な物は
見えない何かが「存在としてある」こと
その見えない物を「固体的にみる想像」から
形を強固につくるのではなく
ある形がつくられていくなかに、加わっていく姿勢と
無い形を「ある存在価値」と理解し使用する技量が
生態系の要なのかもしれない
「カラ」は「 」であることに
必要な質は無い事から存在を増す
枠が無い事に究極のうつくしさを覚える
決して、枠をつくるべからず