「  」

 

カラと隙間

 

最近たしかに、忙しいような

実は、忙しくされているような

いやいや、忙しくしているような

そんな気がしている

 

目先にある課題は、本当に必要な「有様」のものかもピントが合わないような

色々体現してくるとオートフォーカスでピントを合わせてしまう。

シャッターを押すと「たしかに奇麗」が「美しさに欠ける」

速さと正確性が、無い美しさを具現化できない

 

電車の線路にあるゴロゴロとした石の隙間は、色々な意味で必要なように

円滑にことを進めるには、隙間が気になる

 

持っていた箱の中身を「カラ」にしてみたら

つめる物があえて無かったことに気づく

 

経営として先をみている

現場として今をみている

教訓を学ぶため後ろをみている

結局の所、頭の中では−2000〜100歳の幅を行き来している

 

まったく違う話だが、「ライオンゴロシ」という植物があるらしい

刺々しい乾燥した形の植物で、ライオンが踏むと釣り針のように刺さりとれない、

必死になって取ろうとすると、結局、口にささり、

食べ物も食べられない状態になり死んでしまうらしい。

ただ、この植物、ライオンが増えた時に、増殖する。

 

必要な物は

 

見えない何かが「存在としてある」こと

 

その見えない物を「固体的にみる想像」から

 

形を強固につくるのではなく

 

ある形がつくられていくなかに、加わっていく姿勢と

無い形を「ある存在価値」と理解し使用する技量が

 

 

生態系の要なのかもしれない 

 

「カラ」は「 」であることに

 

必要な質は無い事から存在を増す

 

枠が無い事に究極のうつくしさを覚える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決して、枠をつくるべからず