お風邪には、お気をつけて

昨日、16日から、赤穂市立図書館にて

片山工房の作品展が始まりました。

 

みなさんのご尽力、ご協力のもと、

描かれた方々も、スタッフも笑顔溢れる場になればと。

 

なんで、作品展をするのだろう。常に自分に言い聞かせながら

片山工房に日々、地道に「ものづくり」をされる方々がいます。

誰にも頼まれず、自分と対峙しながら

片山の構造上、作品展をして、

自分以外の違う利用されている方々の作品を目にする方が多いのが特徴です。

それだけ、「自分」を活かす場であってほしいと願っています。

奇をてらう「もの」は一切ないことに安堵を感じ

普通すぎる、「らしさ」以上の「自分」が

今そこにあることに清々しさを感じ

作品と自分の距離が極めて寄り添っている事に、

片山の結果を感じ

うれしくなります。

 

今回の展示は、色々なことを混ぜました。

でも、結局、しごくシンプルです。

 

みて、感じる

 

説明無く、良いものは良く

悪いものはない

 

周りの為に、がんばって描いた人はいません。

でも、自分にがんばって描いたひとはいます。

 

着地点のない漂う世界に身を置くより

自分のものが今そこにあることを

 

啓発でもない

ラベリングされていない

市場性でもない

 

青い世界を進んでいます。

 

今は、ただただ、作品を作品として存在してほしい

 

今そこにある「自分」の価値に

 

おはよう に 微笑み

こんにちは に 真顔

こんばんは に ばんは!

さようなら に さようなら〜〜!!!

 

そして、無言に無言

 

自然な素敵な「しぐさ」と行為を奏で織りたい。

 

そんな、作品展を「したい」と思い

皆様のお力をおかりいたしました。

 

会期は、ながくありませんが

 

今ある今を

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

お一人お一人違う、その方の思いや願い望みを認識できているのか

自分や、その他の皆様が面白いを感じる前に、その前に

ご本人の思いを維持できるかが鍵。

扉はそうやって開かれるもの

 

 

その方々の手を少しだけ、さすって、進みたい。

 

 

青い世界の青い思考に、青い地球から

一点の曇り無き眼で

 

 

唯一無二のその方の「もの」は、確かにその方々の「もの」

なのだと。

 

 

 

 

 

みなさま、寒くなりました。お風邪には、お気をつけて。

 

 

 

 

 

しんかわ拝