年頭の辞「明るい福祉と絵画」

新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、 新たな良いお正月を迎えられたことと存じます。  

 

今年度、片山工房は15年目を迎えている年でもあります。

地道に着実に確実にを大切な「ことば」とし、毎日を暮らして参りました。

工房の主軸は、「福祉分野」に属しております。

この「福祉分野」を広義的で見た時、分野を越えた「人と自然が広がり」

各分野との「出来る事」の共有共存がパラダイムシフトにつながる姿勢と考えております。

 

 

松浦さんの作品

 

 

「明るい福祉と絵画」古い言葉が新しいシフトであり、

「明るい」この先に笑顔と優しさを蓄える領域こそが、

「人が人として普通に要る」そんな場を目指して歩んでいきたいと考えております。 

 

 

杉山さんの作品

 

 

優しさはみなが保ち備えている「心」であり、

溢れる事で、優しさのお裾分けが笑顔につながり、

社会全体の豊かさを実らせるのではないでしょうか。

 

 

湯井さんの作品

 

 

未来とは、技術的なものや、革新的なもの、

チャレンジなど常識を疑う事で産まれ、

次の時代もとても大切な芽では御座いますが、

未来とは「人が心豊かに暮らす世界」を持ち合わせてこそ、

心の次に技術が歩んで行く事を願うばかりです。

 

鈴木さんの作品

 

 

工房も、通われて居られる一人ひとりの笑顔はもちろんの事

市民の方々にも、工房から日々産まれる「明るい絵画」

を通して笑顔をお裾分け出来る場を目指し、

ワクワクする毎日が活気のある自分へと導く事を目指します。

 

木村さんの作品

 

運営から血の通った経営へと、

そして、明るい世界へ飛び立つシフトを行ないます。

 

MAX山下さんの作品

 

そして「この指とまれ」と誇れる自分たちを築く事で、人の力を借りる場面も御座います。

まだまだ、幼い組織力上、皆様方のご指導を頂戴する場面も御座います。

 

齋藤さんの作品

 

ただ、障害のある方に限らず、人が世界を見るには「実際の移動」

その場所で感じる機会を大切に保ち、

ムーブ・チャレンジ(動く)ことで、

未来ある新しい細胞を纏って頂きたいと感じております。

 

佐田さんの作品

 

 

大きく動かすこと、そして細部にこだわること、

その両輪をうまくコントロールする「心の技術」に、

これからの100年福祉会・片山工房の未来を信じて、

皆様方と歩んで参りたい所存です。

 

古舞さんの作品

 

 

 

文化や経済社会に溶け込む、これまでの絵画(美術品)と

これからの絵画(心躍る品)へと、

片山工房は、明るい未来を考え、

「明るい絵画」を社会に結ぶ「エンターテイメント」として、

そしてメインテーマである「人が軸」を重んじながら邁進していく所存です。

 

 

 

常松さんの作品

 

 

白井さんの作品

 

 

今後共、どうぞご指導ご鞭撻を頂戴し、

今年も、皆さんとご家族が一年健康であること、

そして実りの多い年となることを祈念して、

私の年頭の挨拶とします。

 

 

 

特定非営利活動法人100年福祉会

理事長

新川修平