ベタ中のベタ

 

「涼しくなると暖かさを必要とする」

「全ては表裏一体ではあるが、求めないことが一番の求めになる」

なんてことを書いていると、僕としての哲学になるが

何かを追求し、何かを開眼したい思いが思考を貫く。

 

先日、子どもたちで、You Tubeの動画を見ていた。

今どきの親子は、こんな触れ合いになるのかと思いながら。。

その時に、ゲラゲラと笑う姿をみて、あ!

8時だよ全員集合!で僕がゲラゲラ笑っていた情景と似ている。

 

なんだろう、この感覚はと思っていたが、

久しぶりに感じたのは、昨今のコンプライアンスや時代の縛りに左右されているからなのか。

また、違う日に、今度はTV で吉本新喜劇をやっていて、

子どもたちがゲラゲラと笑った。

ん〜。独創性と大衆性の狭間でいつも揺れ動いている自分としては、

考えるに値するものがそこにある。

 

今の自分の領域には、障害者アート、アールブリュット、

ま、たくさんのカテゴリーから来る、

専門性を集めた深堀をしている時があるが、

王道の分かりやすさ、大衆性とは何かを探る時期に来ているようなきがする。

自分の行なっている場や考え、備えに発信の視野の狭さを自覚し、

そこからくる「大衆性の的」を拡げる必要があるのではないかと考えている。

 

芸術性や独創性の貫きは、個人個人差異もあり、

自由なのだが、福祉と社会そして「人」をテーマにするには、

大衆性とのチャンネルを合わせる嗅覚が

これからの鍵をにぎるのではないかと深く思う。

 

「涼しくなると人恋しく」

「世の中はえーこともわるいこともあるなあ」

 

ベタ中のベタな言葉と発信も伝わる事が一番の利益

 

かっこうを気にするばかり

見失う事がある。

 

 

本当は大衆に問いたいものが、

ごく一部の理解或る層に問うてる時がある

あまり時間はない、今一度、誰に伝えたいのか

建造したいものである。

 

 

 

しんかわ