祝!!神戸市文化賞・神戸市文化活動功労賞を片山工房が受賞いたしました!!

 

 

この度、令和元年度の神戸市文化賞の神戸市文化活動功労賞を受賞いたしました。

 

場所は、11月にリニューアルした神戸市博物館にて

 

 

初めに、吉報が入った時は、片山工房ですか?と2度聞いたことを思い出します。

日が経つにつれ、じわじわと実感し、

 

 

そして贈呈式の11月14日に久元市長から賞状を手渡されたとき、力んできた事がスーと流されるようでした。

 

 

この神戸市文化活動功労賞は、

文化活動において長年にわたるひたむきな努力を続けている方々に対して、

その功績に敬意を表し贈られる賞です。

僕と致しましては、今回の賞に対して、

先ず、障害のある方の支援を文化の面で捉えたこと、

そして障害のある方の表現を芸術の面で捉え、

この2点をしっかり神戸市として認め、文化の向上に貢献した誉れであると感じております。

障害のある方の支援はとても大げさなものでもありますが、

大事な事は、人を認め認めあう姿勢から、

朝の日差しが射し込むと感じ、素直にうれしい思いで頂戴致しました。

 

 

神戸文化賞では、障害のある方の表現と支援において、

そして一福祉施設の場としては、稀な形となり、

この扉を開かせて頂いた栄誉と、

これからそれを次世代の方々につなげていく責務に、

姿勢を正し邁進していく所存です。

 

 

この賞は、大きく見ると、未来の障害福祉と芸術、

そして障害のある方と支援者の総合的な動きを、

文化芸術活動として「ある」

その場に「ある」この必要性を神戸市が切り開いたことに敬意を感じ、

今のある場が明日のある場を示していけることに、

大いなる希望を抱き、嬉しさが込み上げてきます。

 

 

片山工房といたしましても、16年の歳月のなか、

地道に積み上げて来た場に、たくさんの関係者、

気に留めて頂いた方々、面接や見学に来られる方々、

あげたらきりのない「ひとびと」のご支援と

温かく見守って頂いたお姿と眼差しに感謝し、

 

設立当初の、三上憲一、井奥裕之、

そして「今」を支えている、

川本尚美、榎宣雅、久保遥。。

そして、表現の場を一緒に戦ってくれた澤田隆司。

 

 

そして、40名をこえる「今」のメンバー全員と親御さんこそが称賛の価値があり、

みなさまのお力添えがなければ、

今の片山工房は無いと断言出来ます。

 

 

100年福祉会の名の下、これからも地道に着実に確実に、

足元の「しあわせ」を確認しながら、

明日のある場を築いていきたいと思います。

 

今日も、画用紙に描かれる方が来られました。

明日は、お茶を飲む方もこられます。

明後日は、お昼ねしたり、自分の好きなことで過ごされます。

 

 

そんな場所を、そのシャッターを100年開けてゆきます。

 

この誉れに恥じぬよう、これからもご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

明日も「普通」の日々が参ります。

 

 

 

 

人が人として

 

 

人が軸。

 

 

 

 

NPO法人100年福祉会 片山工房 理事長

 

新川修平拝