年頭のご挨拶 「知り尽くすこと」

 

明けましておめでとうございます。

このおめでとうは、昨年のコロナ禍を考えますと、

なかなか言い出しにくい文面ではありますが、

しっかり年を越せたことは、めでたいことでもあります。

 

昨年からつづく、このぬっぺりとした空気感ではありますが

全ては、今を精一杯楽しく生きる為に

無理をした笑顔や、無理をした行為に振り回されること無く

真実を見、未来の楽しみを浮かべながら、

今を素敵にクリエイティブなものにしたいと。

 

この状況下ではありますが、先人の知恵や、

歴史からくるものを俯瞰的に紐解くことが

「知る」善でも悪でも「知り尽くす」ことが

安心と解決の糸口であるように

そして、この「知る」がこの世の「鍵」になると信じています。

 

やはり、この期間に、僕の周りの素晴らしい方ほど

知ることを深め、例え(ペスト・エボラ等)を引用し、

今と照らし合わせ、あるべき光を見出しています。

この行為そのものが、明るい未来の手順であるかのように。

冷静な眼差しが必要なのでしょう。

 

今年の片山工房も今日からスタートいたしました。

なんら変わりのない、良いはじまりです。

 

信念は「人が軸」ですが

2月には、徳島県と神戸市で、3カ所作品が世に出されます。

福祉とアートの時代ではなく

人の行為として

ひとりひとりの天晴を

四葉のクローバーを探すように

見つけたいです。

 

今年は、このようなごあいさつになりましたが

いたって、みな「普通に元気」です。

 

それでは今後も

ご指導ご鞭撻を頂戴し、

今年も、皆様とご家族が一年健康であること、

そして実りの多い年となることを祈念して、

拙い、私の年頭の挨拶とします。

 

 

 

特定非営利活動法人100年福祉会

片山工房 理事長

 

新川修平