オープニングシンポジウムのこと。

先週の3月1日金曜日、兵庫県障害者芸術文化祭 

オープニングシンポジウムで登壇させていただきました。

僕は、諸事情があり、モニターとなりましたが、川本がしっかり創作風景とメンバーを丁寧に話してくれました。

今回の肝は、「待つ」「望み」「人が軸」をテーマに進めました。

その人の望みとは何か、アーティストになりたいの、

商品を売ってみたいの、作品を販売したいの、賞をとりたいの。

「〜たいの」をどう具現化すれば良いのだとうと、

でも、実は描く事は大好きでも「〜たいの」はそれほど意識していないことが多いのが実情です。

特に片山工房のメンバーさんは、、。だから、本当に大切な本質である、

いい絵ではなく、描きたい絵を創作できる場を作りたい。

そして、工房は「ものづくりではなく」「人づくり」でありたい。

 

色気がないのではなく、色気は保ちつつ、本人の望こと、そして幸せに感じる事。

一番大切な、「私はこれがきらい」この「きらい」を見つけることが、

共感できる素材ではないかと感じています。

どうか、人であれ、人であれと。

今回、MCにターザン山下さんを迎え、とても律儀で誠実な姿勢にとても共感が持て、勉強になったこと。

セインカミュさんも、妹さんが描かれた絵をとても真摯に考えていたこと。

僕にとっても、新しいこと。とても、大切な場でした。ありがとうございました。

もっともっと、周知されることが鍵だと真剣に思っています。

そのためにも、来年度のプロジェクトは成功させたい思いが強くなった日でした。

来場された方々、気に留めていただいた方々、そして、今回の企画を考えて頂いた、

兵庫県ユニバーサル課の皆さまには本当に感謝いたします。

 

しんかわ拝