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なにをもって
作成日時: 2014/03/18 (火曜日) 11:12
自分に何が必要か、常に考えています。
片山工房は11年目に入ります。
1年目、仕事があまりなく、床を磨いていました。2年目も床を磨いていました。多分、5年くらいは床を磨いてました。
片山工房の理想は、面接時の希望を忠実に叶えること。
家を出たい
絵を描きたい
落ち着ける場所にいきたい
お話ししたい
電車に乗りたい
足を動かしたい
ただ、何かしたい
何もしたくないが、外に出たい
外に出たくはないけど、少し出たい
「たい」を丁寧に守ることに、注いでいる場でありたいと願っていた
実は、新川の理想には達している場が出来ているのが実情。
これ以上、何を必要とするのか。
切実に面接に来られた方々の、足るを満たしたとき、次に何かを考えないと行けないことが、もう不誠実なこちらの側の頭に変換されつつある。
こちら側の自己満足は避けたい。
ひとりひとりを、しっかりみると、もうこれでいい。もうこれでいい方が多いように思うんです。
なにをもって
頭を使うのか
今一度、考え直したい。
人は常に向上することがいいのか
フラットになるとこが、そのかたの願いなのではないのか
こちらが思っている理想は
常に相手が思っている理想ではないことを
なにをもって
向上を止め、必要は進む
決着をつける。 そのさじ加減が、全てを左右する。
なにをもって。
しんかわ