先人の方に想う

 

 

最近、自分の世界の「地」を築いてこられた方々とお話をさせて頂く機会が増えており、改めて凄みを感じている。

どうしても、事を成すには、斬新な発想や考え方が、表に出るが。
そもそも、その時代を生き、生き抜き、色々な場面で闘って来られた方が
土台をつくっていただいた。

それに、建築をしていく時代にきているのだが、そうそうやすやすと出来る感覚で挑めない。

それ相当の、覚悟をもって、尊敬と敬意の念がなければ

その時代の「ベスト」は見抜けない。

結局のところ、進むべきところは進み。退くところは退く。

 

バザーも大切であり。就労も必要であった。全てが、同じフィールドを目指した知恵と想いだったように感じる。

小手先だけで、動くものなど何もないに等しい。

 

先人の方々の想いをつむぎ、しっかりとつなげていく姿勢が今後の新しい「知恵」を授かると信じている。

今、この福祉を自然に外から触れるものにしなければならない。
いつの時代も、根幹は同じである。

 

ここまで書くと、運動の要素が多いと感じる方がいると想うが、私には一切ない、

健全に正しいとおもうまま、自分を偽らず、真っ直ぐシンプルにモノを見、

今後もその感覚と感じ方を、大切にしたい。

 

正しいとおもうことが、正しいのであって、斬新と想うことは、

正しいだけに留まる「考え」ではないことを脳に刻みながら、

歴史と文化の鞄を持ち、事に当たりたいと思う。

 

これまで築いていただいた方々に心服し、
その時代の、道理にかなった思想と行動に敬意を表したい。

 

片山としては、出来ることを、出来る場に。

時代の「ベスト」を。

 

 

しんかわ