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不確かな目
作成日時: 2018/07/25 (水曜日) 12:08
片山工房として、この秋は多少の動きがあります。
特に、9月下旬から10月にかけて、
神戸で小さな展覧会を開催致します。
たぶん、神戸では珍しい。なぜだろう。
10年前、長女がスパイダーマンのことを
「アーチンカーチュ」と呼んでいた。
5年前、次女が石けんのことを
「モートローダー」と呼んでいた。
最近、三女がゴキブリのことを
「ダース」と呼んでくれている。
不確か性が、そんなもんだとなる。
人はこれと決めればそれになる
今、決めた食べ物を、必ず食べることになる。
それをしてほしいのか
それがしたいのか
強烈な日差しの代償は漆黒のような影
蝉の声が聞こえるように無く
今日、車から見た入道雲が
新しく出来たアルプス山脈のように感じ
今の場が、違う場になる違和感と高揚感。
ここの所、毎日のように人とであう
自分も人ではあるが、違った人にであう。
猛暑の中、生温く遅い川の流れを
焦点が合わずボーと見る
スポッとボラがジャンプした
不確かではあるが。。
刮目する。
見えてるものは見えてなく
見ているものは見てはなく
不確かな目が真実を問う。
アヤフやな日々を漂うなかれ
そんな日。
カゲロウは存在する。