恐れるべからず

 

僕は、そのむかし大地震と言う自然に出くわした。

ただ、家を無くしたが、誰をうらむことなく、地震をうらむことなく。

 

そもそも、人間は自然と一体だったように

僕の娘が、雲は雨にぬれて大丈夫?と聞いた

雲なら大丈夫と答えたが、人間だって本来は傘などささず大丈夫だった。

でも発展が進み、酸性雨と言う人間の人為がなされた。

 

今回のコロナも自然の摂理でもある。

ただ、人間があまりにも自然と境界があり、

コントロールしようとすればする程、おもい通りにならない、

これが焦りや恐怖を産み出している。

 

そう、コロナ(自然)をコントロールしようとする、

コロナとの戦いではなく、恐怖との戦いに陥っている。

 

自然の中に人間がいるように

自然と呼吸を合わせる事が大切だと思う。

 

雨と人が離れてしまっている以上、一体は望めない。

 

むかしの言い伝えで、「七歳までは神のうち」といっていた。

諸説あるが、それ以降から自然界と切りはなされるのだろう。

だから、楽しい事に目を向けている子どもたちから、

学ぶべき事が多いと感じている。

 

今一度、現状に楽観視はしないが、

本能で楽しいことをしたい。

 

 

 

いずれ、晴れる時がくる。