年末のごあいさつ。Wonderful World

 

毎年のように、そして、ルーティンなのでしょうか

年の瀬に一言と言いながら、長文です。

 

振り返ると、確かに、とてもたくさんのイベントをありがたい事に進めておりました。

でも、しっかり片山工房の基本を地道に進めてくれた、

川本尚美、榎宣雅、久保遥。

現場を任せて丸3年強くしなやかになりました。

その時の記事はこちら→2017年ごあいさつ

この3人の精鋭を語るのなら、何時間でも何字でも尽きることが無いでしょう。

本当にいつもありがとう。ありがとう。

 

基本や型と言うものは、並大抵なことで形成されるものではなく

地道な地味な長期的な連続性の中で、ハッとしたとき会得出来るものです。

それから、自由を得、オリジナルに近い、

型破りがドッと沸き出すに違いないと。

 

そう言う事を考えていると、

片山工房が16年の歳月で得た「型」を

自然に応用しながら「破る」時期に来ているのかもしれません。

 

大局でみると、この小さな工房でも、

2021年の改正に合わせた考えを準備しなければなりません。

それには、新しい「型」が必然的に必要になるでしょう。

 

今年は、本当にありがたい事に、「型」を認めて頂いた賞を受賞いたしました。

これは、障害のある方の寄り添う従事者に対する誉れであり、

そこで表現をして来た人の誉れでもあります。

このタイミングが僕としては、一つの「収め」を頂いたと実感しており、

映画のタイトルではないですが、

「まだ本気を出してないだけ」の次のステージを創造できる未来を描く事が出来そうです。

 

今年も、往々にして、見学者が多い年でもありました。

特に、経験高い方々が来られ、片山の「型」を話す機会が多く感じました。

 

基本は、通われている方の「望み」と「しあわせ」とは、本当の「生活」とは。

あなたが、生きて来てよかったと思えることが、僕のお役目です。

 

明るい方向は、本当は暗く

明るい報告は、本当は寂しく

明るい場は、明るくなりたい方が明るくしているだけなのかも知れません。

 

だって、静かに一緒にいれるひと

気の置けない関係が良いに決まっているから。

 

人はなぜ、大げさに動くのか。そんなことを考えた年でもありました。

経営や経済の中の片山工房のポジションも。。

その時の記事はこちら↓こんな堅いことも年末に考えてました(苦笑

2016年末のごあいさつ

 

人との出会いと人との会話の中で思うこと。。

誰のために言うのではないですが。

 

「華やかなとこに行き過ぎて、見失っていることもある。

 とてもうかくいかず、悩んでいる人も要る。

 とてもやさしい言葉なのに、むつかしくすることがある。

 それは、誰のために行なっているのか、気づかない事がある。

 足元見て、止まって。空を仰いで、深呼吸すりゃ。

 すべて解ける問題。」

「だから、不自由を楽しみ、不自由に生きれば良い。

 そこから、自由を見出せばよい。と。」

 

今年の、ご挨拶は、独り語り、独りよがり。

で。

大変失礼致しました。

ので。

 

足元の小さな花が見えてるまでは、決断する人でいようと思います。

もうしばらく、お付き合い下さい。

 

そして、とてもベタな歌ですが、とても最近素敵だと思うのです。

多分、長く続き、長く愛されているものに興味があるのでしょう。

ベタ中のベタ。。

 

What a Wonderful World をペーストさせて下さい。

 

I see trees of green, red roses too

目に映るのは、青々と生い茂る木々

I see them bloom for me and you

そして僕らのために花開く真っ赤なバラ

And I think to myself

僕は心の中でつぶやく

what a wonderful world.

ああ、なんて素晴らしい世界だろうと

 

I see skies of blue and clouds of white

目に映るのは澄み渡る青空と白い雲

The bright blessed day, the dark sacred night

昼間の輝きと神聖な夜の闇

And I think to myself

僕は心の中でつぶやく

what a wonderful world.

ああ、なんて素晴らしい世界だろうと

 

The colors of the rainbow so pretty in the sky

きれいな虹が空に架かる

Are also on the faces of people going by

道行く人々の顔にも

I see friends shaking hands saying how do you do

友達どうしが手を握り合い「ごきげんよう」と挨拶をする

But they're really saying I love you.

「愛している」の意味をこめて

 

I hear baby's crying and I watched them grow

赤ん坊の泣き声が聞こえる。彼らの成長が楽しみだ

They'll learn much more than I'll ever know 

彼らは僕が思う以上に多くのことを学んでいく

And I think to myself what a wonderful world.

僕は心の中でつぶやく。「ああ、なんて素晴らしい世界だろう」と

Yes, I think to myself what a wonderful world. 

「なんて素晴らしい世界だろう」と

 

 

何気なくそこにある「人」「もの」を美しいと

感じていきたいものです。

 

長長文、失礼致しました。

世界中のみんなが、母から産まれた同じ存在

だから、みんな同じ目線で

また、笑顔でお会いしましょう。

 

 

それでは、皆々様、どうかお身体にお気をつけて

良き新年を幸多き年を、お迎えくださいませ。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

特定非営利活動法人100年福祉会 

片山工房 理事長

新川修平